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日本、速攻と守備で勝負 世界女子ハンド30日開幕

2019/11/28 17:00
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ハンドボール女子の世界選手権が30日から熊本県を舞台に行われる。ホスト国として出場する日本は2年前のドイツ大会で16強入りを果たし、2016年からチームを率いるデンマーク出身のウルリック・キルケリー監督の下、速攻と粘り強い守備に磨きをかけてきた。大会直前に主力2人がケガで離脱するなど不安材料もあるが、開催国枠で44年ぶりに出場が決まっている東京五輪にも弾みをつけたい。

ケガで欠場する横嶋に代わり、大山真奈(中)が司令塔を務める=共同

ケガで欠場する横嶋に代わり、大山真奈(中)が司令塔を務める=共同

日本の目標は、まずは各組3位までの1次リーグ突破だ。大会が現行の24チーム参加になってから、日本の最高成績は14位(2度)。12チームによる2次リーグ進出はチャレンジといえる。

開幕を前に監督や選手から星勘定は聞こえてこない。ただ、D組の顔ぶれを見ると、ロシアとスウェーデンは格上。残り1つのイスを、アルゼンチン、コンゴ民主共和国、中国と争う展開が現実的だろう。「初戦にフォーカスしている」と監督が語るように、30日のアルゼンチンとの開幕戦が今大会の浮沈を左右しそうだ。アルゼンチン、中国とは今年対戦して勝利しているが侮れない。

 ハンドボール女子世界選手権・日本の日程

ハンドボール女子世界選手権・日本の日程

7月以降、チームは3度の欧州遠征でレベルアップに手応えをつかんでいる。「これまでは波が大きく、点差を一気に広げられることがあったのが安定してきた」と角南唯(北国銀行)。3つの陣形を使い分ける守備で粘り、速攻での得点も増えてきた。

その一方で、9月のノルウェー遠征中に司令塔で日本リーグMVPの横嶋彩(北国銀行)が左膝を負傷して離脱。さらに開幕直前の今月18日には守備の要で主将の原希美(三重バイオレットアイリス)が右膝を痛めて登録メンバーを外れた。攻守の柱を失ったキルケリー監督も「この状況で簡単にいくチームなど、どこにもない」と話す。

もっとも、元来サイズで世界に劣り、誰か1人に頼らないスタイルをつくってきたのが日本でもある。原からキャプテンマークを引き継ぐ永田しおり(オムロン)は「誰が出ても変わらないようにやってきた。崩れることはない」と言い切る。体を張った守備、果敢な縦へのカットインで今こそ、チームのスローガン「ブレイブ・ハート(勇敢な心)」を体現するときだ。

(山口大介)

ハンドボール女子世界選手権 今回が第24回で、日本開催は1997年の男子(熊本)以来。各大陸予選を勝ち抜いた24チームが出場。6チームずつ分かれて1次リーグを戦い、各組3位までの計12チームが2次リーグに進む。2次リーグは2組に分かれ、各組1、2位の4チームで準決勝、決勝を行う。優勝チームは東京五輪出場権を獲得、2~7位が世界最終予選に回る。

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