首に傷の焼死体 放火殺人で捜査、奈良県警

2019/11/28 11:03 (2019/11/28 12:41更新)
保存
共有
印刷
その他

奈良県警橿原署は28日までに、同県橿原市のアパートで火災があり、焼け跡から見つかった焼死体の首に刺し傷が1カ所あったと明らかにした。県警は同日、焼死体は部屋の住人ではなく同県桜井市河西、職業不詳、山岡直樹さん(28)と確認し、殺人と現住建造物等放火事件の可能性が高いとみて橿原署に捜査本部を設置した。

捜査関係者によると、アパートの駐車場に止めてあった車のトランク付近に血痕がついており、DNA型鑑定して事件との関連を調べる。橿原市に隣接する桜井市の路上では25日午前に山岡さんの血痕が見つかった。

捜査本部によると、山岡さんの遺体は2階の204号室で見つかった。首の傷は致命傷ではなく、遺体の気道内にはすすが付着しており、出火時には生きていたとみられる。部屋からは山岡さんの所持品が見つかった。

遺体が見つかった2階の部屋には男性会社員(20)が1人で住んでいるが、連絡が取れていないという。

火災は25日未明に発生。鉄筋2階建ての2階5室約200平方メートルを焼いた。

山岡さんの家族は県警を通じ「最愛の息子を突然奪われてしまったというつらい現実を受け止めることができない。今はただ、息子の冥福を祈るとともに、最後の時間を静かに過ごさせていただきたい」とするコメントを出した。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]