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横浜流星が大反響 ワイモバイルのCM好感度急上昇

2019年10月度 CM好感度月間ランキング

CM総合研究所が発表する10月度の銘柄別CM好感度ランキングで、ソフトバンク「ワイモバイル」が2位にランクイン。「おトクなる一族」シリーズの新作「執事」編に、出川哲朗、真矢ミキ、吉岡里帆に加えて、新しい執事役として横浜流星が初登場。『ジンギスカン』のメロディーにあわせて全員で歌い踊り、ダンス内で横浜がハイキックを披露するCMが、小学生男女と女子中高生を中心に好スコアを得て、1年4カ月ぶりにトップ3入りを果たした。

ワイモバイルのCM、おトクなる一族「執事」編。出川哲朗、真矢ミキ、吉岡里帆に、新しい執事役として横浜流星が加わり、『ジンギスカン』のメロディーにあわせて歌い踊る。
CM総合研究所調べ

ワイモバイルは、出費を切り詰めて富を築いた名家"御得家"の家族を出川、真矢、吉岡、芦田愛菜が演じる「おトクなる一族」シリーズを6月1日からスタート。10月1日から始まった「執事」編では、髪を固めて、えんび服に身を包んだ横浜が真矢に「奥さま今日もおきれいです」と声をかけ、「君、誰?」と怪しむ出川に「新しい執事です」と名のる。そして「古いより新しい方がいいでしょ」と言う真矢の言葉に、"古い執事"のふてニャンは驚き、吉岡はスマホを手に「そう、ワイモバの料金も新しくなったの」と語る。最後は横浜の合図で『ジンギスカン』のメロディーにあわせて全員で「♪ワイ ワイ ワイモバ~」と歌い踊り出し、ハイキックを披露する横浜に負けじと出川も懸命に足を蹴り上げる姿などを描いた。

"古い執事"役のふてニャン

CMの支持層は、小学生男女と中高生女子を中心に幅広い。CM好感要因は「出演者・キャラクター」をトップに「音楽・サウンド」「ユーモラス」「ストーリー展開」と続く。モニターの声は「キックがかっこいい」「足が高く上がってすごい」「ハイキックがすてき」など横浜のハイキックを称賛するコメントが圧倒的。「まねして張り合おうとしている出川もかわいくてほほえましい」と、出川の動きも印象に残っているようだ。

横浜は今年大きく飛躍した若手俳優。ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)でピンクの髪の不良高校生"ゆりゆり"こと由利匡平を演じてブレイク。ドラマ『あなたの番です-反撃編-』(日本テレビ系)の大学院生・二階堂忍役でも注目を集めた。映画も『愛唄-約束のナクヒト-』など3本の主演作を含む4本が今年公開された。10月期のドラマでは『4分間のマリーゴールド』(TBS系)に出演中だ。

横浜流星と出川哲朗

ソフトバンクのコンシューマ事業統括プロダクト&マーケティング統括コミュニケーション本部アライド統括部Y!mobileコミュニケーション部部長の長谷川怜平氏は、横浜をキャスティングした理由をこう語る。「『執事』編は新しい料金プランの登場を告知する狙いで企画したのですが、登場感を最大限引き出し、CMがより多くの方々から愛されるシリーズになってほしいという思いから、誰もが認める2019年No.1ブレイク俳優である横浜さんにご出演いただくことになりました。見どころはなんといっても、横浜さんの世界を制したハイキックです」。横浜は極真空手の世界大会で優勝した実績を持つ。

CM総合研究所の関根心太郎代表は、ワイモバイルのキャスティング力を高く評価。「昨年TWICEを起用したのもそうですが、若い世代に人気のタレントさんをタイムリーに起用するのがうまいですね。横浜さんが特技である空手のハイキックを初めてCMで披露したのに加え、出川さんとの対比などによってコミカルで面白いCMに仕上がったことがCM好感度に結びつきました。また、幅広い層を狙うテレビCMと平行して、若い世代と親和性の高いウェブ限定動画を公開するなど、メディアの使い分けも効果を上げているようです」

横浜流星がワイモバイルの店員を演じるウェブ限定動画

ワイモバイルでは、横浜がワイモバイルの店員を演じるウェブ限定の動画を9月30日から公開している。「ワイモバイルの魅力をCMよりもより詳しく伝える、という目的のもと制作いたしました。横浜さんに店員を演じていただき、視聴者の方に接客を疑似体験していただくことで、既にワイモバイルに興味を持たれている方にはよりサービス内容をご理解いただき、ワイモバイルに興味がなかった方にも興味を持ってもらえるような動画になったかと思います。横浜さんの細やかな心遣いや、思わずお客様も感心してしまうほどの完璧な所作にもご注目ください」(長谷川氏)

今年は新たに5社のCMに起用

横浜の起用への反響は大きく、「出演が発表された当日には、ワイモバイル公式Twitterアカウントに数万もの"リツイート"や"いいね"をいただき、横浜さんの大きな影響力をあらためて感じました」(長谷川氏)という。

長谷川氏は横浜の魅力をこう語る。「撮影現場でも非常に真面目で礼儀正しく、急きょ生じた変更などにも柔軟にご対応いただいております。そのような一つひとつの仕事に真摯な姿勢が多くの方々から愛され、大活躍につながっているのではないかと思います」

横浜はワイモバイル以外にも、今年に入って大東建託(いい部屋ネット)、資生堂(レシピスト)、ABCマート森永製菓(ダース)のCMに新たに起用されている。「矢継ぎ早に大手企業に起用されており、CMタレントとして一番旬な存在です」(CM総研の関根氏)

横浜は今年、俳優として大ブレイクしたのと同様、CMタレントとしても大きく飛躍した。

(日経エンタテインメント! 小川仁志)

■調査対象期間:2019年9月20日~10月19日(東京キー5局)
■当月オンエアCM:全2655銘柄
■東京キー5局でオンエアされたすべてのCMを対象に、関東在住の男女モニター3000人に、好きなCM・印象に残ったCMをヒントなしに自己記述してもらい、その得票数を足し上げたもの
■同商品の複数作品にオンエア・好感反応がある場合、代表作品は最もCM好感度の高い作品
■企業・銘柄名・作品名はCM総合研究所の登録名称であり、正式名称と異なる場合がある

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