BHP次期CEO「テック企業と協力強化」 鉱山技術で

高橋 香織
環境エネ・素材
南西ア・オセアニア
編集委員
2019/11/28 3:10
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2020年1月に豪英資源大手BHPの最高経営責任者(CEO)に就任するマイク・ヘンリー氏は27日、オーストラリア・パースで講演し「業績向上に向け、豪州のテック企業との協力を強化する」と述べた。人工知能(AI)やロボットなどの先端技術で協業を進める。技術革新をテコに鉱山の自動操業化や気候変動問題への対応を急ぐ方針だ。

講演するマイク・ヘンリーBHP次期最高経営責任者(CEO)=ウエスト・オーストラリアン提供

同氏は経営トップとして「技術の活用で安全性や生産性、企業価値を向上させる」ことに優先的に取り組むとした。

BHPはパースを州都とする西オーストラリア州で鉄鉱石や石油・ガス、ニッケル事業を手掛ける。IT(情報技術)スタートアップ企業との協業により最近、鉄鉱石を運搬するコンベヤーの異常を感知し、故障を防ぐ技術を開発した。

自動運転の導入も進めており、ダンプトラックを17年にすべて無人走行型に切り替えた鉱山では、重大事故の発生数が導入前に比べ9割減った。「業界で先頭を行くには技術の活用で他社より秀でなければならない」と述べ、先端技術の導入や開発に意欲を示した。

(パースで、編集委員 高橋香織)

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