転勤拒否、始まった冷遇 「家族と一緒」選びUターン

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2019/11/30 2:00
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日本経済新聞 電子版
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転勤を断り、家族との時間を選んだ男性(右)。仕事を終え、娘と学校での出来事などを話す

転勤を断り、家族との時間を選んだ男性(右)。仕事を終え、娘と学校での出来事などを話す

「本社での仕事に興味はないか?」。関東地方の大手スーパーの店舗で青果部門のチーフを務めていた鈴木雅博さん(仮名、39)はある日、上司からこう告げられた。

隣県の本社への異動内示。「栄転」の2文字が浮かんだ。本社で結果を出せば出世の道が開ける。入社から8年、中軸として実績を上げてきた自負もあった。

だが即答はできなかった。自宅から本社まで片道2時間以上。現実的には転居の一択だが、家族は反対するだろう――。

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果たして、妻は自宅と自らの実家が近い現状を変えたがらなかった。長女も東日本大震災の激しい余震で情緒不安定になっていた。強引に転勤を選ぶことには二の足を踏まざるを得なかった。

「転勤した場合」「しなかった場合」。ノートに今後の展開や、自分の思いを書き連ねた。悩みに悩み…

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