クロノ、奨学金肩代わりで学生支援の就業マッチング

2019/11/27 19:25
保存
共有
印刷
その他

奨学金情報サイトを運営するCrono(クロノ、東京・千代田)は27日、奨学金を借りた学生と企業のマッチングサービスを始めると発表した。サービスを通じて採用した場合、企業側が学生の奨学金の返済資金を援助する。すでに10社以上が利用を決めており、2019年度中に100社の導入を目指す。

「Crono Job(クロノジョブ)」は奨学金を借りた学生や社会人と、若手人材を採用したい企業が登録する人材マッチングサービス。サービスを通じて採用が決まると、企業と求職者の間で奨学金返済支援の方法などを決める。

返済支援の方法は企業側が毎月の給与に返済資金を上乗せする場合や、あらかじめクロノに支援額を払い込んで同社が返済を担うなどのパターンがある。

採用が決まった場合は企業からクロノに支払われる成功報酬の一部を求職者側に還元する仕組みもある。求職者側はLINEを通じてサービスを利用し、面談などの手順を踏んで採用に至る。

登録対象者は貸与型の奨学金や民間教育ローンを利用する学生や社会人。19年度中に1000人の登録を目指すという。

クロノはアクセンチュア出身の高瀛龍(コウ・インロン)代表取締役が18年7月に設立した。社会起業家を支援する一般社団法人ソーシャルアントレプレナーズアソシエーション(東京・中央)が運営するファンドや、ベンチャーキャピタル(VC)のNOW(東京・渋谷)、イーストベンチャーズ(シンガポール)などが出資している。

(矢野摂士)

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]