ネットプロテクションズ、後払い決済で即座に与信審査

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2019/11/27 19:09
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後払い決済サービスを手掛けるネットプロテクションズ(東京・千代田)は27日、与信審査の時間を大幅に短縮させたと発表した。与信システムに最新の人工知能(AI)技術を導入。これまで最短でも5分、人手を介した場合は最長2時間かかっていた審査が即座に終わるという。決済スピードが速まることで、同社のサービスを使う電子商取引(EC)事業者は取引量を拡大できる。

ネットプロテクションズの柴田紳社長

同社の決済サービス「NP後払い」はECサイトなどで使える。商品購入後に届く請求書をもとに代金を支払う。クレジットカード登録をしなくても商品を購入できるため、若年層を中心に利用が増えている。

商品を購入する人に支払い能力があるか与信審査する際、これまで必要に応じて人が目視で確認していた。新たな与信システムでは、深層学習など最新の機械学習技術を導入。購入者の購買履歴の確認や、商品の送り先が空き家でないかなど様々なデータを組み合わせてシステムで審査できるようにした。「決済を拒否する理由を明確に説明できる」(同社)という。

矢野経済研究所の調査では2018年の後払い決済の市場規模は5720億円。ネットプロテクションズによると、このうちNP後払いは2500億円を占めているという。年間取引件数は4300万で、ユニークユーザーは1350万人いるとしている。カードを所有していない人ばかりではなく、「初めて利用する通販サイトで、後払い決済を使う人も多い」(同)そうだ。

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