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ノーリツ、住設システム分野の生産開発から撤退

給湯機器大手のノーリツは27日、浴室のシステムバスや洗面化粧台など住設システム分野の生産開発から撤退すると発表した。同時に全社員の約2割にあたる600人の希望退職者を募る。同社が希望退職を募るのは初めて。主力の温水機器や厨房機器の販売に注力し収益力を維持する狙い。

住設システム分野には1988年に参入し商品数を拡大してきたが、競合が増えて採算が厳しく、2020年6月末に生産を終了する。同分野の18年12月期の売上高は全体の5.5%にあたる115億円。生産を担う子会社、アールビーのキッチンライフ事業所(群馬県前橋市)の譲渡を検討しており、20年12月期に構造改革費として70億円の特別損失を計上する。

早期退職者の募集は20年3月20日時点で45歳以上の正社員や契約社員が対象。応募者には退職金に加え特別加算金を支給し、再就職を支援する。経営責任を明確にするため国井総一郎社長ら役員の月額報酬を6カ月間減額し、19年12月期の役員賞与の支給も見送る。

ノーリツの19年1~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比1%減の1468億円だったものの、最終損益が7億1400万円の赤字(前年同期は5億1400万円の黒字)となった。海外の主力市場である中国が減収減益になった。厨房機器や給湯器が苦戦した。

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