世界のスマホ出荷、20年からプラスに IDC調べ
5Gでは中国がリード

2019/11/27 17:44
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世界でのスマホの出荷台数が前年を上回るのは、4年ぶりとなる

世界でのスマホの出荷台数が前年を上回るのは、4年ぶりとなる

米調査会社IDCは26日、2023年に世界のスマートフォンの出荷台数が19年比7.7%増の14億8900万台になると発表した。世界のスマホ市場は19年まで縮小傾向にあったが、20年には前年比で1.5%増に転じる見込み。前年を上回るのは4年ぶりで、再び成長軌道に転じる。中国における次世代通信規格「5G」の普及が需要拡大に寄与する。

世界のスマホ市場は機能の成熟や買い替えサイクルの長期化により、前年割れが続いていた。だが足元では回復傾向にある。19年7~9月は四半期ベースで2年ぶりに前年実績を上回った。世界シェア2位の中国の華為技術(ファーウェイ)やシェア5位の中国のOPPO(オッポ)が出荷台数を伸ばした。

世界市場のけん引役は5Gだ。IDCによると、5G向けスマホの出荷台数は20年に1億9000万台とスマホ全体の14%を占める見込み。IDCのバイス・プレジデント、ライアン・リース氏は「中国がすぐに5Gでリードする市場になるのはほぼ疑いようがない」とコメントしている。

中国以外では米国や韓国などが世界市場を押し上げる見通しだ。IDCによると、オーストラリアや日本などは5Gに伴う需要拡大が期待よりも遅れている。ネットワークの整備や価格の低下といった要因が市場の動向を左右するという。

IDCは米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」のシェアが23年に87.1%と19年比で0.5ポイント増えると見込む。ただファーウェイは米国による禁輸措置の影響で、アンドロイドのアプリを搭載できなくなる見通し。今後はこうした動きがシェアに影響する可能性がありそうだ。

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