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バングラテロ7被告に死刑 求刑通り、1人は無罪

【ダッカ=共同】バングラデシュの首都ダッカで2016年、イスラム過激派が日本人7人を含む22人を殺害した飲食店襲撃テロで、ダッカにある反テロ特別法廷は27日、事件に関与したとして起訴されたバングラデシュ人の男8被告のうち、7被告に求刑通り死刑判決を言い渡し、1人を無罪とした。弁護側は証拠不十分として全員について無罪を主張していた。

テロで襲撃された飲食店(2016年7月、ダッカ)=ロイター

8被告は現場にはいなかったが、資金援助やテロ組織のメンバーとなったなどとして起訴された。捜査段階で6被告が自供したが、弁護側は自供以外に証拠がないとし「身柄拘束後の自供は信用できない」と主張していた。弁護側、検察側双方が控訴するとみられる。

裁判官は判決理由で、7被告が「過激派組織『イスラム国』(IS)の影響を受けていた」と指摘した。7被告それぞれに罰金5万タカ(約6万4千円)も言い渡した。

無罪となったのは最高齢の60代の被告で、裁判官は証拠不十分と判断した。他の7被告は20~30代。法廷の最後方に設けられた柵の中で手錠を掛けられた被告らは「神は偉大なり。(判決を)拒否する」と叫び声を上げた。

捜査当局によると、事件では計21容疑者が浮上。残る13人は実行犯らで、治安当局が現場やその後の捜査の過程で殺害した。

事件ではISが犯行声明を出した。8被告はISに影響された地元組織「新ジャマトゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ」(新JMB)のメンバー。

事件は16年7月1日に発生し、治安部隊が翌2日に突入して実行犯5人を殺害した。日本人のほか、イタリア人9人や警察官らが死亡した。

事件に絡んで、若者らをイスラム過激派に勧誘した疑いがあるとして、日本国籍の元大学准教授モハンマド・サイフラ・オザキ容疑者(36)が浮上。容疑者はIS掃討作戦中にシリアで投降したことが分かっている。

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