NTTドコモがタイで実証 仮想キーでカーシェア無人化

2019/11/27 16:13
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NTTドコモはカーシェアサービスの無人化に向けた実証実験を12月からタイで始める。仏自動車部品大手のヴァレオと連携。スマートフォンに「バーチャル(仮想)キー」を配信し、車のドアを施錠・開錠して非対面での貸し渡しを実現する。カーシェアリング事業の運用効率化が狙い。将来の日本への導入も見据え、まずタイでの商用化を目指す。

バーチャルキーの利用イメージ。スマホで車の施錠・開錠を操作できる

タイで展開する法人向けカーシェアサービス「TN カーシェアリング」にバーチャルキーを提供する。ドコモとヴァレオがバーチャルキーのシステムを共同で構築し、ドコモのタイ子会社モバイルイノベーションが現地での運用を担当する。実証実験は車両3台を対象に2020年1月31日までバンコク市で実施する。

車に通信機能を備えた専用の車載器を後付けする。車両のデータは車載器を通して送信しクラウドで管理。カーシェア事業者が車両データと利用者の予約情報をあわせて遠隔で管理できるようにする。スマホと車はブルートゥース(近距離無線通信規格)で接続する。利用者はスマホに配信されたバーチャルキーで車を開錠・施錠できる。

矢野経済研究所によると、22年のバーチャルキー搭載車両台数は18年比約2.5倍の5030万台になる見込みだ。ドコモは市場の拡大をうけ、車載通信機を搭載したコネクテッドカー(つながる車)事業に注力していく。

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