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ブラジル通貨が最安値更新 年初から8%超下落

【サンパウロ=外山尚之】ブラジルの通貨レアルは26日の外国為替市場で前日比0.15%安の1ドル=4.23レアルと、過去最安値で取引を終えた。年初来からの下落率は8%を超える。政策金利が過去最低にとどまる中、レアルを売る動きが続いている。ブラジル中央銀行は同日、ドル売りレアル買いの為替介入を実施したが、通貨安を食い止められていない。

周辺国の政治混乱が続く中、今月6日に実施した深海油田「プレサル」の開発権の入札が不調に終わったことをきっかけに、レアル売りが加速した。大手銀イタウ・ウニバンコのエコノミスト、フェリペ・サリス氏は日本経済新聞の取材に対し、「ブラジル中銀が政策金利を引き下げたことで海外との金利差がなくなり、売られやすくなっていた」と答えた。

ボルソナロ大統領は26日、「私は(ドルが)下落することを望む」と発言したが、経済政策を統括するゲジス経済相が25日に「ドルが高いことの何が問題か」と発言したこともあり、レアル売りを食い止められていない。サリス氏は「ブラジル政府は為替ではなくインフレ率を重視しており、インフレ率が低い現状では政府の反応は限定的だ」と分析している。

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