NYダウ55ドル高、連日で最高値 米中協議の期待で

2019/11/27 6:38
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【NQNニューヨーク=川内資子】26日の米株式相場は3日続伸した。ダウ工業株30種平均は前日比55ドル21セント(0.2%)高の2万8121ドル68セントと連日で過去最高値を更新した。米中の貿易協議の進展への期待が引き続き相場を押し上げた。相次いだ小売企業の好決算を受けて年末商戦での個人消費が堅調になるとの見方が強まったことも投資家心理の改善につながった。

中国の劉鶴(リュウ・ハァ)副首相と、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表やムニューシン米財務長官が26日、貿易問題を巡って電話協議した。中国商務省は協議後に、「問題解決に向けて共通の認識に達した」と表明した。市場では両国が歩み寄り最終的に合意するとの期待が高まった。

12日に始めた動画配信サービスの利用者数が順調に増えていると報じられた映画・娯楽のウォルト・ディズニーが上場来高値を更新した。外食のマクドナルドやホームセンターのホーム・デポなど小売関連株の上昇も目立った。家電量販店のベストバイやスポーツ用品販売のディックス・スポーティング・グッズが四半期決算と同時に通期の見通しの引き上げを発表。ともに株価が急伸し、個人消費の堅調さが意識された。

ただ、米中協議では合意に向けた具体的な動きは限られているうえ、相場の過熱感も意識されている。足元で上昇が目立ったスマートフォンのアップルや画像処理半導体(GPU)のエヌビディアなどに利益確定売りが出て、相場の上値は重かった。米長期金利の低下を受けてゴールドマン・サックス(GS)など金融株の一角にも売りが出た。

ナスダック総合株価指数は同15.445ポイント(0.2%)高の8647.934と連日で最高値で終えた。アマゾン・ドット・コムなど主力株の一角が上昇した。

多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も連日で最高値を更新した。

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