18年度沖縄観光客、初の1千万人超え 県が修正値発表

2019/11/26 19:34
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沖縄県は26日、2018年度の入域観光客数が1000万4300人だったと発表した。4月の発表では999万9000人だったが、航空会社からの報告漏れが発覚し、修正した。目標としてきた大台を初めて突破したが、統計の正確性に課題を残した。

沖縄県の文化観光スポーツ部長は観光統計のチェック体制を強化すると説明した(26日、県庁)

県によると、報告漏れは18年7~8月の全日空の大阪国際(伊丹)―石垣線の臨時便。同社沖縄支社から6240人の輸送実績の報告がなかったが、県は気づかずに集計していた。19年8月中旬に県の指摘で明らかになり、今回、県外利用者の推計値をかけあわせた5300人を上乗せした。

県文化観光スポーツ部によると、同部が県三役に報告したのは10月上旬。問題把握から公表までは3カ月半かかった。県は「確認作業に時間を要した」と説明した。航空会社からの報告を確認しきれなかった県の体制も問題となった。沖縄観光の好調さから臨時便も増えており、今後はチェック体制を強化するという。

玉城デニー知事は26日「重要な観光統計に修正を行うことになった。関係者にご迷惑をおかけしおわびする」とのコメントを発表。あわせて「1000万人の大台を突破したことは非常に感慨深い」とした。

県が目標とするハワイの18年観光客数は988万人。今回の県の上方修正でも18年は984万人で、届かなかった。

県は同日、10月の入域観光客数も発表した。前年同月から2000人増の85万1300人。国内客は3%増だが、外国客が6.5%減った。日韓対立により韓国路線が減少し、韓国人観光客が81%減と落ち込んだ。

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