石垣・竹富でMaaS実証実験 島への移動スムーズに

九州・沖縄
2019/11/26 19:25
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スマホで購入した電子チケットを提示して乗船する

スマホで購入した電子チケットを提示して乗船する

沖縄県石垣市と竹富町、JTB沖縄(那覇市)などでつくる「八重山MaaS(マース)事業連携体」は26日、観光客を対象に島々までの交通手段を切れ目なく提供するサービスの実証実験を始めた。スマートフォンを使い、目的地の島までの船舶やバスチケットの購入・決済を一括してできる。観光客の利便性向上や公共交通機関の利用拡大を図る。

事業連携体はシステム開発のTIS琉球銀行沖縄セルラーアグリ&マルシェ(那覇市)など7つの企業・団体で構成する。利用者はスマホで目的地を入力すると交通手段が案内され、そのまま電子チケットの購入・決済が可能。交通機関でチケットを提示して使う。

実証実験には地元の船舶、バス、タクシー事業者計11社が参加。このシステムを使えば石垣島の空港からバスや船舶を乗り継いで竹富島や西表島までスムーズに移動できる。実験は2020年2月までを予定。利用者は5千人を見込む。

記念式典に臨む八重山MaaS事業連携体の関係者(石垣港離島ターミナル)

記念式典に臨む八重山MaaS事業連携体の関係者(石垣港離島ターミナル)

26日は石垣港離島ターミナルで記念式典があり、竹富町の西大舛高旬町長は「八重山地域は観光客の増加に伴い公共交通機関の利便性向上が課題だ。実証実験により、島々への移動がワンストップで可能となり、地域活性化の起爆剤として期待される」と述べた。

マースは様々な交通手段を統合し、一つにまとめた次世代サービス。欧米で先行し、国土交通省が19年度予算で「新モビリティサービス推進事業」を始めた。6月に全国19の先行モデル事業を選定、九州・沖縄地区からは八重山が選ばれた。

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