BGM無断使用で賠償命令、JASRAC提訴 福岡

九州・沖縄
2019/11/26 16:27
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日本音楽著作権協会(JASRAC)が著作権を管理する楽曲をBGMとして無断使用したとして、福岡市内でパブなど9店舗を営業する経営者や法人に使用差し止めと損害賠償を求めた訴訟で、福岡地裁(鈴木博裁判長)は26日、楽曲の使用差し止めと約40万円の支払いを命じた。

JASRACによると、BGM使用を巡るチェーン店への賠償命令は全国で初めて。

鈴木裁判長は判決理由で、被告側は何度も著作権利用許諾契約を締結するように呼びかけをされていたにもかかわらず応じなかったと指摘。「今後も各店舗のBGMとしてJASRACの著作物を再生し、著作権を侵害するおそれがある」とした。

判決によると、被告側は2015年4月から約4年間、福岡市内のアイリッシュパブやバーなど9店舗で著作物使用料を払わずCDプレーヤーなどで楽曲を無断で流し、著作権を侵害した。

BGMの無断使用を巡り、JASRACは15年から全国で法的措置を一斉に実施し、これまで1000店舗以上に民事調停を申し立てた。調停が成立しなかった札幌市の理容店に対し、18年に初めて賠償を命じる判決が言い渡されたが、訴訟外で和解が成立した。

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