文化庁、移転実験を公開 テレビ会議で京都と結ぶ

2019/11/26 15:53
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文化庁は26日、京都移転に向けた模擬実験を報道陣に公開した。京都市に先行移転している同庁地域文化創生本部と、東京・霞が関の本庁執務室をテレビ会議システムで結び、業務の連絡や意思疎通に支障がないかどうかを確認。課題を検証して改善につなげる。

文化庁の京都移転に向けた模擬実験で行われたテレビ会議の様子(26日、参院議員会館)=共同

この日は移転後の報道対応も試した。京都側の文化庁課長がテレビ会議を通じ、東京側で取材中の報道陣に向け、移転の準備状況を説明した。音声が一部乱れる場面もあったが、おおむね順調に質疑に応じていた。

参院議員会館でも、山谷えり子・自民党文化立国調査会長の議員事務所と京都をテレビ会議で結び、京都側の文化庁職員が首里城(那覇市)火災の被害状況などを説明した。山谷氏は終了後、記者団に「一対一での説明は音声も良く、問題なかった。ただ会議などで大勢がやりとりする際、こうした方法が可能か検証が必要」と述べた。

実験は、移転後に霞が関の他省庁との調整や国会議員への説明、報道対応をスムーズに進めるため、どういった準備が必要かを探ろうと10月から実施している。

文化庁の京都移転は、東京一極集中是正に向けた政府機関の地方分散の一環。2021年度末までに長官を含め、職員の7割に当たる約250人が京都市に移る計画だが、具体的な時期は決まっていない。

〔共同〕

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