鉄連会長「韓国との政策対話再開を歓迎」

2019/11/26 15:47
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日本鉄鋼連盟の北野嘉久会長(JFEスチール社長)は26日、日韓両政府の間で政策対話が再開されたことについて「経済界にとっての日韓関係は長年の信頼関係によって築かれたものであり、対話の再開は非常に歓迎している」と述べた。輸出管理を巡る両国の今後の協議については「具体的なコメントは控えるが、鉄鋼業への直接的な影響は限定的だ」とした。

記者会見する鉄連の北野会長(26日、東京都内)

同日の定例記者会見でコメントした。北野会長は「両国の良好な関係は経済界にとっても必ずいい方向に向かうと考えており、対話の継続をお願いしたい」と話した。

一方、日本国内の鉄鋼業は米中貿易摩擦の長期化による景気減速などで収益が大きく悪化している。北野会長は「業界を取り巻く環境は厳しいと言わざるを得ない」と話した。中国による粗鋼の増産を背景に鉄鉱石などの原料価格が高止まりする一方、鋼材市況の悪化が続く。北野会長は「東南アジアを中心に鋼材市況は底打ちの兆しがあるが、本格的な回復の時期は見通しにくい」とした。

中国の粗鋼生産量は10月に3年半ぶりに前年同月比で減少に転じた。政府による生産規制も影響しているとみられる。北野会長は「今後も減産が続くかどうかは注視する」とした。

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