元空自隊員の請求棄却、派遣先クウェートで人身事故

2019/11/26 15:32
保存
共有
印刷
その他

イラク戦争中の2006年に派遣されたクウェートで人身事故に遭ったのに早期帰国できず、後遺症を負ったとして、元航空自衛隊員の男性(47)が国に約1億2千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、名古屋地裁であった。前田郁勝裁判長は、男性の請求を棄却した。

判決理由で前田裁判長は、米軍主催のマラソン大会参加中の事故だったことから「自衛隊が参加を求めておらず、公務に準ずるとはいえない」と指摘。けがの程度も派遣期間中に帰国させるほどではないとして、国に安全配慮義務違反はなかったと判断した。

元自衛隊員は航空自衛隊小牧基地(愛知県小牧市)からクウェートに派遣され、現地のマラソン大会でバスにはねられて負傷した。適切な治療を受けられず、早期の帰国も認められなかったとして2012年に提訴した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]