キュナシス、量子計算機向けアルゴリズムの開発加速

2019/11/26 14:53
保存
共有
印刷
その他

量子コンピューター向けのアルゴリズムやアプリケーションを開発するキュナシス(東京・文京)はグローバル・ブレイン(同・渋谷)や新生企業投資(東京・中央)、ANRI(同・渋谷)を引受先とする第三者割当増資を実施し2億8000万円を調達した。今回の調達は事業開発段階の「シリーズA」にあたる。開発を加速するため、エンジニアなどの人材を強化する狙いがある。

量子コンピュータの教材も開発している

キュナシスは東京大学工学部で機械学習を研究していた楊天任最高経営責任者(CEO)らが2018年に設立した。現在は米スタートアップのリゲッティ・コンピューティングの量子コンピューターを使い、開発を進めている。量子コンピューターの認知度を高めるため、大学の授業で使われる教材や技術を解説するウェブサイトも提供している。

量子コンピューターは物質を構成する原子や電子など、極微の世界で成り立つ物理法則「量子力学」を応用したコンピューター。従来は難しかった計算が短時間でできると期待が集まっている。キュナシスでは高機能素材の開発などへの活用を期待している。

(山田彩未)

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]