避難所で鍼灸ボランティア 「体軽くなった」と被災者

台風19号
2019/11/26 10:00
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福島県郡山市の避難所でマッサージのボランティア活動をする鍼灸師(13日)=共同

福島県郡山市の避難所でマッサージのボランティア活動をする鍼灸師(13日)=共同

台風19号で被災し避難所で過ごす人々をはり・きゅうやマッサージで癒やそうと、福島県内の鍼灸(しんきゅう)師らがボランティアに精を出している。長期化する避難所生活での心身のストレスに効果的といい、「体が軽くなった」と被災者に好評だ。

11月13日の夜、避難所になっている郡山市の公民館の一室では、4人の鍼灸師が高齢者らに手際よくはりを打ち、きゅうを据えていた。合間に冗談を言い合い、笑い声が飛び交った。

自宅の片付けで重いものを持ち続け、手に痛みを感じていた佐藤行子さん(79)は「すごく楽になった。明日も頑張れそう。先生との会話でぱっと明るい気持ちになれる」と笑顔を見せた。

福島県鍼灸師会の三瓶真一会長(54)は「はり・きゅうには大きな医療機器や電気、ガスは不要。技術があればどこでも役立てる」と胸を張る。ボランティアは、災害支援の研修を受けた鍼灸師が中心。自身の鍼灸院での診療後、避難所に駆け付けた佐藤今一さん(60)は「損得勘定ではなく、利用者の笑顔がうれしい」と話した。〔共同〕

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