ロンドン当局、ウーバー免許更新せず 安全性に疑義

2019/11/25 22:00
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【ロンドン=佐竹実】英国のロンドン交通局は25日、米ライドシェア大手ウーバーテクノロジーズに対する営業免許を更新しないと発表した。ウーバー側のシステムに不備があり、乗客の安全性を保てないと判断した。異議申し立てに充てられた3週間は営業を続けられるが、ウーバーは改善策を示す必要がある。

ロンドン交通局はウーバーの営業免許を更新しないと発表した

ロンドン交通局によると、ウーバーの運転手のアカウントに、別の運転手の写真をアップロードすることができたという。同局は「安全が最優先だ。無免許や無保険の可能性がある車に乗客を乗せることは認められない」と指摘した。

ウーバーはロンドンで4万5千人強の契約運転手を抱え、350万人以上が配車サービスを使う。営業ができなくなれば雇用が失われ、移動の利便性も下がることが懸念される。「ウーバーに顧客を奪われた」とのタクシー業界の反発もあり、ウーバーの世界展開に影響する可能性がある。

ウーバーは25日、「この決定は間違いであり、異議申し立てをする」とコメントした。ロンドン交通局は2017年、事故が起きた際の報告体制など安全上の問題を指摘し、ウーバーへの営業免許更新を拒否した。ウーバー側の不服申し立てを受け、25日までの暫定営業を認められていた。

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