/

インフル新薬の耐性ウイルス、感染能力変わらぬまま

東京大学の今井正樹准教授と河岡義裕教授らは、インフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」が効きにくくなるように遺伝子が変異したウイルスを調べ、病原性や感染能力が通常と同じであることを明らかにした。通常と同じように十分な感染力があるため注意が必要だという。

成果は25日付の英科学誌「ネイチャーマイクロバイオロジー」(電子版)に掲載した。

国立感染症研究所などと共同で研究した。2018年冬から19年春にかけて集めたインフルエンザ患者の鼻などから採取した検体を使った。薬を使用した患者から変異したウイルスを取り出し、動物に感染させる実験をした。

フェレットの間で感染が広がる様子を調べると、広がる効率は通常のウイルスと同程度だった。ハムスターを使った実験では体重の変化から病状を比べると、通常時と同程度の症状の重さを示した。

19年春にはゾフルーザを服用していない患者から変異したウイルスが数例見つかった。今回の研究結果は今後もこうした事例が起きうることを示している。河岡教授は「変異株が人から人にうつる可能性を考慮した上で適切な使い方をする必要がある」と話す。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン