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青山商事、「アメリカン・イーグル」全店閉鎖 年内に

全店閉鎖が決まった「アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ」の店舗(東京・豊島)

青山商事は25日、カジュアル衣料品店「アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ」の国内全33店を年内に閉店すると発表した。青山は販売不振を受けて、同ブランドを世界展開する米アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ(AEO)に日本事業を譲渡する方向で協議していた。ただ店舗の引き継ぎについては、協議が不調に終わったという。

青山商事は12月18日から順次閉店を進め、31日までに全店を閉める。ネット通販での取り扱いについても同日で終了する。店舗は一旦なくなるが、青山は「AEOと引き続き(事業譲渡の)協議を続ける」と説明。このため、AEOが日本で新たに店舗を展開する可能性もあるようだ。

青山は2010年にAEOと提携し、フランチャイズチェーン(FC)形式で日本での店舗展開に乗り出した。

契約期間は22年2月までだったが、採算が見込めないと判断し、今年6月に前倒しで契約を終了すると発表していた。当時はAEOに譲渡する方向で協議を進めるとし、AEOの幹部も6月、日本経済新聞に対し「日本事業から撤退しない」と述べていた。

日本のカジュアル衣料業界では近年、欧米ブランドが事業縮小を打ち出すケースが相次ぐ。米ファストファッション大手のフォーエバー21は10月に日本市場から撤退。スウェーデンのヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)は18年7月に日本1号店を閉めたほか、ギャップジャパン(東京・渋谷)も原宿の旗艦店を閉鎖している。

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