竹製SDGsバッジ、鹿児島相互信金が竹林対策PR
鹿児島相互信用金庫は25日、鹿児島県薩摩川内市と連携して、竹製のSDGs(持続可能な開発目標)ピンバッジ=写真=を製作した。鹿児島県は竹林面積が全国一で、地域資源として活用されている半面、群生地の拡大などが地域課題に浮上している。役職員全員が着用することで、地域課題の存在を可視化するとともに、地域資源の活用による課題解決にもつなげる考えだ。

鹿児島相互信金ではこれに合わせて「SDGsアシストローン」の取り扱いも始めた。環境保全や社会課題の解決につながる事業に必要な設備資金や運転資金を上限1億円まで融資するというもので、金利は通常ベースから0.3%優遇する。
薩摩川内市では竹を使った産業振興などを目指して薩摩川内市竹バイオマス産業都市協議会を設立しており、今回の竹製ピンバッジは同協議会メンバーの八木竹工業が担当した。
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