大津駅前に公園・道路使うカフェ 20年9月開業
湖岸への玄関口、にぎわい呼び込む

大津市が進める公園・道路整備事業の一環として、JR大津駅前にカフェ・レストランが2020年9月に開業する。地元経済界を中心とするまちづくり大津(大津市)と飲食店のバルニバービが運営する。琵琶湖岸への玄関口として人の流れを呼び込み市中心部のにぎわいづくりを目指す。
民間の力で都市公園を活性化するパークPFIという手法と道路占用許可の特例制度を活用。公園(1500平方メートル)と道路の350平方メートルを一体的に利用する。公募で選ばれた2社連合が7千万円を投じて、カフェ・レストラン(97平方メートル)やトイレ、イベントに使えるウッドデッキなどを整備する。年1万5千人の利用を見込む。大津市は公園・道路の整備費に2億1千万円を充てる。
大津市は湖岸を生かしたにぎわいづくりをスイス・レマン湖に見立てて「ジュネーブ構想」と名付ける。今回の駅前の整備に合わせて、湖岸に向かう中央大通りについて、愛称を募集する考えだ。湖岸のなぎさ公園でもにぎわい創出を目指して整備案を公募している。
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