京大・慶大発スタートアップのルクソナス、6億円を調達

2019/11/25 19:40
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光超音波と呼ぶ独自技術で医療用の新たな画像撮影装置の実用化を目指すLuxonus(ルクソナス)はベンチャーキャピタルなど計8社を引受先とする第三者割当増資を実施し、約6億円を資金調達した。

同社は京都大学とキヤノンの共同研究を源流とする大学発スタートアップで、慶応大学、日立製作所などの研究成果も基盤とする。今後、量産機の開発を本格化し2021年に大学・研究機関向け、22年には医療機関向け機器の発売を目指す。

同社は慶応大名誉教授の相磯貞和氏が代表取締役を務め、開発拠点を川崎市の産学交流・研究開発施設に置いている。設立は18年12月だが、これまでの産学による研究で基礎的な技術開発にメドを付けており、シリーズAと呼ぶ創業初期段階にもかかわらず約6億円の調達が可能になった。京都大学イノベーションキャピタルも1億4000万円を追加出資した。

光超音波技術は生体にパルス光を照射した際に発生する超音波を特殊なセンサーで捉え、血管などの高解像度3次元(3D)撮影ができる。既存の撮影技術と比較しても、X線の照射や造影剤を使用する必要がなく、患者の負担も少ない。術前計画や投薬効果検証への活用が期待されている。

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