阿寒の夜の観光「カムイルミナ」、参加者3万4000人

2019/11/25 16:44
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阿寒湖畔(北海道釧路市)の夜の遊歩道を舞台にした体験型観光「カムイルミナ」がこのほど、初年度の開催を終えた。7月5日~11月17日の期間中の参加者は3万4160人で、主催者の阿寒アドベンチャーツーリズム(AT)によると「ほぼ計画通り」だった。アイヌ民族の神話をテーマにした釧路観光の目玉事業だったが、訪日外国人客への言語対応で課題も残った。

デジタルアート技術でアイヌ神話を再現した

デジタルアート技術でアイヌ神話を再現した

日没後に阿寒摩周国立公園内の遊歩道約1.2キロメートルを約50分かけて散策する。参加者はフクロウやシカ、マリモなどの映像に合わせ、音や光を発する特殊なつえを動かす「体験型ナイトウォーク」を楽しんだ。

暗闇の道で音や映像のデジタルアート技術を使用。参加者からは「幻想的な気分を味わえる」と高い評価を得た。ただ、映像のセリフは日本語のみで、訪日客にアイヌ神話の世界観が十分に浸透したとは言い難い状況だ。

次回は2020年5月から開催する予定。阿寒ATの大西雅之社長は「スマートフォンのアプリなどを活用し、多言語対応を考えたい」としている。

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