岡山市の待機児童386人、幼保無償化で増加

2019/11/25 15:58
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岡山市の大森雅夫市長は25日の記者会見で、10月1日時点の待機児童数が386人になったと発表した。10月に始まった幼児教育・保育の無償化の影響でこれまでの減少傾向から一転、4月1日時点の353人から33人増えた。市は2020年4月までの待機児童解消を目指しているが、大森市長は「容易でないが目標を変えずに全力で対応したい」と強調した。

記者会見で待機児童数について説明する岡山市の大森市長(25日)

入園申込数は4月1日時点に比べて610人増加。5月から7月までは前年比5~6%増で推移してきたが、8月以降は11%台に拡大。10月は18.1%増になり、無償化に関する問い合わせも増えているという。

一方、20年4月までの保育の受け皿確保に関しては、19年度全体では増加分が872人(うち認可施設が682人)と当初計画の700人分を上回るペースで推移している。ただ保育士不足は深刻で、10月時点でなお26.1%の施設で、受け入れた人数が利用定員を下回っている。

岡山市は臨時的任用の保育士を対象に賃金の2%を上乗せしてきたが、19年度限りで終了予定。大森市長は「継続の必要性を感じている」と述べて、20年度当初予算に向けてもしっかり議論していく考えを示した。

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