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素根、悔しさ糧に成長した19歳 柔道の五輪代表第1号

Tokyo2020
2019/11/24 23:00
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隙を突いた大内刈りから両腕で押し込み、オルティスの巨体をごろりと転がした。名うての試合巧者で知られる海外勢の1番手から技ありを奪って優勢勝ち。19歳の素根が代表レースをいの一番で駆け抜けた。

【関連記事】19歳素根V、五輪代表第1号に決定 柔道

女子78キロ超級で優勝した素根=共同

女子78キロ超級で優勝した素根=共同

「昨年の世界選手権で(個人戦)代表に選ばれなかった悔しさが自分を強くした」と振り返る。その世界柔道で朝比奈が戴冠。この時点で素根が最初の五輪切符をつかむと予想した人は少数だろう。

だが、ここからの成長が驚異的だった。長身の海外勢との戦いは覆いかぶせられるようで形勢不利と捉えられ、指導を受けてきた162センチの小柄な体。国際大会で勝ちきれない要因となってきた"ハンディ"をこの1年、組み手の向上、素早い技出しで克服してきた。

指導で僅差をものにした今年の世界選手権の再戦となった決勝が長足の進化を物語る。「自分の流れで試合できるよう先に先に」と組み手で常に優位に立ち、足技で脅かす。普段はのらりくらり主導権を握る戦術家に何もさせない。最後は難攻不落の防御も崩して今度は明確に決着をつけた。

「組み手もパワーも足りない。もっともっと強化したい」と素根。求める理想は高いが、たっぷりと時間はある。20歳になって迎える東京五輪でどこまで進化した姿を見せるのか、今から楽しみになってきた。

(西堀卓司)

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