WeWork「21年に黒字化」、クラウレ会長が計画

ソフトバンク
住建・不動産
2019/11/23 4:48 (2019/11/23 5:47更新)
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ウィーワークはリストラを急いでいる(9月、米ペンシルベニア州)=ロイター

ウィーワークはリストラを急いでいる(9月、米ペンシルベニア州)=ロイター

【ニューヨーク=大島有美子】シェアオフィス大手「ウィーワーク」を運営するウィーカンパニーが、2021年に黒字化を目指す計画を立てていることが22日、分かった。人員削減や拠点の閉鎖などを進め、収益体質の改善を急ぐ。

関係者が日本経済新聞の取材に対し、ソフトバンクグループ幹部で10月にウィーの会長に就いたマルセロ・クラウレ氏が社内に説明した内容を明らかにした。21年に「利益を生み出せる状態にする」と述べたほか、23年にはキャッシュフローでも黒字にするとの目標を説明した。

ウィーは約15年の長期リース契約で物件を借り受け、シェアオフィスの利用者は月単位で利用できる。こうしたモデルは不動産市況が悪化して利用者が急減した際などにリスクになり得る。

クラウレ氏は「多くの都市におけるリスクを伴った長期リース契約に依存したモデルを転換する」とし、利用者の多いニューヨークやロンドンなどの大都市以外では「合弁会社の設立やフランチャイズ契約など、様々な事業展開の方法を検討している」と述べた。

ウィーは世界で全従業員数の約2割にあたる2400人の人員削減に乗り出している。ウィーが投資家向けに開示した資料によると、7~9月期の最終赤字が12億5千万ドル(約1350億円)となり、赤字額は前年同期(約5億ドル)の2倍以上に膨らんでいた。

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