ベネッセG内の漏えい防止 共通テ採点、兼務解除へ

2019/11/22 20:39
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萩生田光一文部科学相は22日の衆院文部科学委員会で、大学入学共通テストの記述式問題の採点を請け負った学力評価研究機構について、共にグループ会社を構成するベネッセコーポレーションにも籍を置く幹部や社員は、近く兼務が解除されることを明らかにした。

ベネッセコーポレーションは教育関連事業として、共通テスト対策なども実施。一方で、学力評価研究機構の社員や幹部の一部は、採点マニュアル作成のため共通テスト本番前に記述式問題や解答例を知ることができ、外部に情報が漏れる懸念が指摘されている。

そこで、採点業務を委託した大学入試センターと両社が協議し、不正防止の観点から兼務解除などを決めた。国民民主党の城井崇氏への答弁。

具体的には、学力評価研究機構の幹部と、共通テスト本番前に問題や解答例に触れる社員は12月1日付でベネッセコーポレーションとの兼務を解除するほか、共通テスト後も一定期間は異動を含めた人事交流を行わないとした。学力評価研究機構のその他の社員も全員、来年2月1日までにベネッセコーポレーションとの兼務を解除する。

また、萩生田文科相は22日の参院本会議で、共通テスト記述式問題の関連業務の受注を2017年に高校側への営業活動に利用したとして、ベネッセコーポレーションに21日付で再発防止を求めたことを明らかにした。共産党の吉良佳子氏への答弁。〔共同〕

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