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ドバイ原油2カ月ぶり高値 OPEC減産延長報道で

原油でアジアの指標となる中東産ドバイ原油のスポット(随時契約)価格が約2カ月ぶりの高値を付けた。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国が12月上旬の会合で、2020年3月を期限とする協調減産を6月まで延長する案を軸に検討していると伝わった。減産の枠組みが当面維持されるとの見方から、供給過剰への過度な懸念が後退した。

減産延長を巡る思惑が交錯する(サウジアラビアの油田)=ロイター

取引の中心となる1月渡しは22日、1バレル63.40ドル前後と前日比1.40ドル(2%)上昇した。月初からの上げ幅は8%に達した。21日には非加盟国ロシアのプーチン大統領が「OPECと目的を共有している」と述べたと伝わった。減産に消極的とされたロシアの協調姿勢がみられたことも買いにつながった。

19年1月に始まった協調減産の規模は、18年秋に対して日量120万バレル。減産幅を広げるかどうかも焦点になる。今回は減産強化には踏み込まない見通しだが「12月の会合では何も決まらないとの見方もあった。減産延長でも一歩前進と市場は受け止めた」(ニッセイ基礎研究所の上野剛志シニアエコノミスト)。

もっとも世界経済の減速で需要は鈍い。減産に加わらない米国によるシェールオイルの増産も続く。貿易問題を巡る米中協議の先行きも不透明で「当面は上値が重そう」(三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員)との見方が多い。

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