リニア、相模原市の新駅で起工式 中間駅で初

2019/11/22 18:21
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2027年の開業をめざすリニア中央新幹線で、神奈川県内に新たに設ける新駅の起工式が22日、相模原市内の建設予定地で開かれた。JR橋本駅付近に建設する「神奈川県駅」(仮称)は約3万平方メートルで中間駅として唯一、地下に建設する。東京と名古屋間の4つの中間駅では最初の着工となり、開業予定の27年の完成を目指す。

起工式前の安全祈願でくわ入れを行うJR東海の柘植康英会長(左)ら

JR東海の金子慎社長は起工式の終了後、記者団に「地下駅なので、他の駅よりも早くスタートしたいと思っていた」と狙いを語った。起工式には工事を担う奥村組の奥村太加典社長のほか、神奈川県の黒岩祐治知事らが参加した。

新駅は橋本駅南口近くの県立相原高校跡地に設ける。同校はリニア建設に合わせて移転した。他に一部私有地も予定地となっており、市が用地取得を進めている。

リニア中央新幹線は品川駅―名古屋駅間を時速500キロメートルで結ぶ。神奈川県駅は品川駅の次の駅となる予定で、橋本駅にはJR在来線や京王線も通っていることからハブ駅としての役割や、新駅周辺の再開発にも期待が高まっている。

リニア建設を巡っては、静岡県の南アルプストンネル工事をめぐり、環境保全などを名目として静岡県の川勝平太知事とJR東海側の対立が続いている。金子社長は「(静岡でも)早く着工ができるように努めていく」と語った。

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