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特注の作業着 現場作業カッコ良く、 アンダーデザイン

はたらく

オフィスのIT環境整備を請け負うアンダーデザイン(大阪府東大阪市)は、社員が快適に仕事ができるように「ワークスーツ」と呼ばれるオリジナルの作業着を開発した。工事現場で必要な機能と動きやすさを研究し、仕事をしやすい作業着を追求。「3K(きつい・汚い・危険)」といった現場仕事のイメージを変え、社員のモチベーション向上や、採用数の伸びにもつながっている。

ワークスーツは、会社のコーポレートカラーでもある黒とグレーを基調としたシンプルなデザインで、春夏用と秋冬用の2パターンがある。客先のオフィスやロビーに出向いて、パソコンや照明の取り付け工事を主業務とする技術系の社員約120人が着用する。天井に手を伸ばしたり、寝そべった姿勢で動いたりしやすいように、肘や膝、肩周りの部分に柔らかく伸縮性のある素材を使った。社員からは「デザインが格好いい」「体にフィットして動きやすい」と好評だ。

入社3年目の稲葉祐司さん(24)は、配線の設置や撤去工事が主な業務だ。「以前は、移動中などに、周りから汚いと思われているのではと人目を気にしていた」と話す。おしゃれなデザインのワークスーツを着用するようになってから、「社外の人からワークスーツを褒めてもらう機会が多く、仕事への意欲が高まった」。

川口竜広社長は、「夜間や体力的にきつい仕事もある工事現場の3Kのイメージを変えたかった」と、開発のきっかけを語る。同社は2018年10月に子会社を吸収合併したことを機に、社名やロゴを一新するなど会社のブランディング強化に取り組んだ。ワークスーツもその1つで、現場の声をもとに、作業に必要な機能や動作を研究。試行錯誤を繰り返して19年3月に第1弾が完成した。

ワークスーツなどの会社の外から見えるイメージを変える取り組みは、人手不足解消にも効果が出た。20年春入社の新卒も含め19年の採用数は18人と、前年比6倍に増えた。川口社長は「若手や中堅のエンジニアなど、人材が集まらない悩みがあった」と話す。ネットワークやサーバーに強いエンジニアを採用できたことで、新規事業を立ち上げることもできた。川口社長は「今後も仕事に自信とプロ意識が持てるような試みを追求したい」と話す。(丸山景子)

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