各省庁、名簿提示 桜を見る会 野党「黒塗り」に反発

2019/11/22 17:22
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首相主催の「桜を見る会」をめぐり、内閣府など各省庁は22日、今年の桜を見る会の招待者の推薦名簿を一部提示した。約4千人分で現職の官僚を除くとほとんどが黒塗りだった。首相や自民党関係者の枠は公開しておらず、招待者全体の約1万5千人には及ばない。野党はさらなる情報開示と説明を政府に求める。

「桜を見る会」追及チーム座長の黒岩宇洋衆院議員(左から4人目)が立憲民主党の安住淳国会対策委員長(同3人目)に報告書を提出した(22日、国会内)

名簿は参院予算委員会理事懇談会で示した。参院予算委の野党委員は22日、参院規則に基づく予算委の開会を金子原二郎委員長に求めた。同規則は「委員の3分の1以上から要求があったときは、委員長は委員会を開かなければならない」と定める。会計検査院に検査・報告を求める決議をすることも申し入れた。

政府は同日、2017~19年の桜を見る会で提供した飲食物に、首相の地元・山口県の日本酒「獺祭(だっさい)」が含まれていたとする答弁書を閣議決定した。立民の杉尾秀哉参院議員の質問主意書に答えた。

立憲民主党をはじめとした共同会派と共産党がつくる追及チームは22日、各省庁への聴取結果をまとめた報告書を公表した。桜を見る会や首相の後援会が開いた前日夜に開いた会合の違法性などの論点を整理した。

野党はシュレッダーを使って招待者名簿を廃棄した経緯も問題視している。廃棄したとされる5月9日は野党から資料要求があったのと同じ日だった。内閣府は「連休前から廃棄しようとしたが、各局の使用が重なり連休明けになった」と説明する。立民の安住淳国会対策委員長は「(内閣府の)シュレッダーは高性能だ。混んでいたからというのは明らかに事実と違う」と指摘した。

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