ヤマダ電機、顔認証決済を社内実験 店舗導入を視野

2019/11/22 17:02
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家電量販店最大手のヤマダ電機は22日、顔認証による決済システムの実証実験を始めたと発表した。群馬県高崎市の本社食堂で1日に導入した。従業員が専用端末に顔を登録しておくと、手ぶらで決済して食事できる。将来的に来店客向けの決済サービスとしての活用を視野に入れており、使い勝手などを検証する。

ヤマダ電機が社内で顔認証決済システムの実証実験を始めた

IT(情報技術)ベンチャーのトリプルアイズ(東京・千代田)と組み、同社が開発した人工知能(AI)による画像解析システム「AIZE(アイズ)」を活用する。アイズは人物の顔が映る画像から性別や年齢、感情を読み取ることができ、小売店や飲食店で来店者の分析やマーケティング戦略に使われている。

ヤマダ電機は、アイズと食事メニューの発券機、給与の管理システムを組み合わせて顔認証の決済を実験する。食堂には従業員が顔を登録する端末と、顔を読み取ってメニューの選択画面を表示する端末をそれぞれ用意。発券機は顔の登録後、メニューを選ぶと食券が発行され、決済される。後で給料から食事代が引かれる。

食堂は本社で働く従業員約400人のほか、本社内に入る店舗の販売員などが利用できる。ヤマダ電機は「新しい価値や体験を提供できるかを検証し、将来的に顔認証決済サービスの店舗導入を視野に入れている」としている。

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