テスラ、初の小型トラック型EV 3万9900ドルから

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2019/11/22 15:10
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【ニューヨーク=白石武志】米テスラは21日、同社初となるピックアップトラック型の電気自動車(EV)「サイバートラック」を世界初公開した。多面体のような外観デザインが特徴で、強度の高いステンレス鋼やガラスを使い究極の耐久性を目指したという。価格は3万9900ドル(約430万円)から。米ビッグスリーの牙城である小型トラック市場に本格進出する。

サイバートラックは6人乗りで、搭載するモーターの数などに応じて3つのグレードを用意する。最上級グレードの場合、1回の充電で走れる航続距離は800キロメートル超という。静止状態から時速96キロメートルまで加速するのにかかる時間は2.9秒と、スポーツ車並みの加速性能を持たせた。テスラは同日からウェブサイト上で予約を開始したが、納車の開始時期は明らかにしていない。

標準的なガソリン車のピックアップトラックの場合、リース代に維持費や燃料代を加えると月700ドル程度の費用がかかる。サイバートラックは月々の電気代が40ドル程度で済むため、中級グレード(価格は4万9900ドル)なら月々の費用を570ドルに抑えられるという。

テスラは現在、高級セダン「モデルS」と高級多目的スポーツ車(SUV)「モデルX」、小型セダン「モデル3」を販売しており、2020年には小型SUV「モデルY」を追加する計画を表明している。サイバートラックの発売時期は明らかにしていないが、小型車から小型トラックまでEVの品ぞろえを広げる。

テスラが初公開した小型トラック型のEV「サイバートラック」

テスラが初公開した小型トラック型のEV「サイバートラック」

米国では近年、大型車人気の傾向が強まっており、新車販売の上位は米ビッグスリーのピックアップトラックが占めるようになっている。米ロサンゼルス郊外で開いた発表会に登壇したイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「我々がピックアップトラックを持たなければ、持続可能なエネルギーの問題を解決することはできない」と参入の意義を強調した。

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