新潟小2女児殺害、25歳男に死刑求刑 地裁公判

2019/11/22 14:54 (2019/11/22 17:39更新)
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新潟小2女児殺害事件の裁判員裁判公判が開かれた新潟地裁の法廷(8日の初公判時、代表撮影)=共同

新潟小2女児殺害事件の裁判員裁判公判が開かれた新潟地裁の法廷(8日の初公判時、代表撮影)=共同

新潟市西区で2018年5月、下校中の小学2年の女児(当時7)が連れ去られて殺害された事件で、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われた小林遼被告(25)の裁判員裁判が22日、新潟地裁(山崎威裁判長)で開かれた。検察側は「まれにみる悪逆非道な犯行で、生命軽視の度合いは甚だしく大きい」として死刑を求刑した。

弁護側は殺意とわいせつ行為を否定し、傷害致死罪を主張して結審した。判決は12月4日。犠牲者が1人の事件で裁判員らの判断が注目される。

検察側は論告で、計画的な犯行だったと指摘し、「自分の性的欲望を優先し、被害者を物としてしか見ていない」と非難した。

捜査段階で小林被告が認めていたことや、少なくとも5分程度は首を絞めないと窒息死しないとの医師の証言などから「殺意があったのは明らかだ」と強調。公判では自己保身のための弁解に終始したとして「反省の態度はなく、更生は極めて困難だ」と述べた。

弁護側は最終弁論で、首を絞めたのは女児を気絶させるためだったと説明。場当たり的で計画性はなく、「精神的な障害の影響もあった」として情状面の考慮も求めた。

小林被告は最終意見陳述で「人として正しい心を手に入れ、罪を償っていこうと思う」と述べた。

起訴状によると、小林被告は18年5月7日、新潟市西区の路上で、女児に軽乗用車をぶつけて車に乗せ、首を絞め気絶させて連れ去り、駐車場に止めた車の中でわいせつな行為をした上、首を絞め殺害、遺体をJR越後線の線路に放置し列車にひかせて損壊するなどしたとしている。〔共同〕

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