揚げ物から皿洗いまで 多彩な調理ロボ実用化へ
コネクテッドロボティクス・沢登哲也社長 後編(日経STARTUP X)

2019/11/29 6:30
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たこ焼きロボットの実用化を果たしたコネクテッドロボティクス(東京都小金井市)は、ほかにも多彩な調理ロボットを開発中だ。導入企業の費用対効果を高めるビジネスモデルを採用し、事業拡大に弾みをつけたい考え。さらに目指すのは海外市場だ。沢登哲也社長は動画配信サイト「Paravi(パラビ)」の日経オリジナル番組「日経STARTUP X」で、ロボットの展開を通じて「日本食を世界に普及させたい」と意気込みを語った。

コンビニエンスストアでもおなじみの揚げ物を冷蔵庫から取り出し、フライヤーで揚げて保温器にセット。お皿を一枚一枚予洗いして食洗機のラックに収納――。コネクテッドロボティクスが開発中の各種ロボは動きが滑らかで、調理場で働く従業員に威圧感を与えない。皿洗いのように負担の大きい作業をこなす機種は大きな潜在需要が見込まれる。

沢登哲也(さわのぼり てつや) 1981年生まれ。2005年東大卒、08年京大大学院修了。外食業での勤務や産業用ロボット関連事業の起業などを経て14年にコネクテッドロボティクスを起業

沢登哲也(さわのぼり てつや) 1981年生まれ。2005年東大卒、08年京大大学院修了。外食業での勤務や産業用ロボット関連事業の起業などを経て14年にコネクテッドロボティクスを起業

ロボットアームの価格は低下傾向にあるとはいえ、売り切り方式だと導入企業の一時的な負担は重く、機能を逐次改善させていくことも難しい。そこで同社はRaaS(Robot as a Service)と呼ばれるビジネスモデルを採用。サブスクリプション(定額課金)方式のサービスとしてロボットを提供し、機能が進化すればクラウドでソフトを更新していくスタイルをとる。海外では「ロボットは日本的」ととらえる向きも多いことから、世界展開に際しては「文化としてロボットを広めたい」と沢登社長は語った。

(2019年10月25日収録)

全編を動画配信サイト「パラビ」で配信しています
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