アストンマーティン、ブランド初のSUV「DBX」発売
英アストンマーティンの日本法人、アストンマーティンジャパンは、同ブランドとして初の多目的スポーツ車(SUV)「DBX」を公開した。時速100キロメートルまで4.5秒という加速性能を持たせた。力強い走りで幅広い用途を想定する。車内空間を広く確保して居住性を高めており、人気のSUVを投入して買い替えを含む需要を掘り起こす。

価格は2299万5000円から。最高出力が550馬力の4リットルV型8気筒エンジンを搭載している。荷室はゴルフバッグが4個程度収納できる632リットルにした。
顧客の用途に合わせた11種類のオプション装備のセットを用意した。「ペット・パック」では荷室部分を区切るしきりをセットにするなど、ペットとのドライブを楽しむための装備を充実させた。スキー愛好家向けの「スノー・パック」ではスキーバッグなどをセットにした。
アストンマーティンはひとつひとつの自動車を丁寧に完成する「クラフトマン」製法で知られている。スポーツカーとしての性能にこだわって車愛好者の需要を取り込んできた。今回、人気のSUVを投入して他ブランドからの買い替え需要も狙う。20日から販売を始めた。2020年6月以降の納車を予定する。