/

日本郵船、船のサイバー対策 ノルウェー企業と開発

日本郵船はIoTを使って、エンジンの状態をモニタリングするなどの取り組みを進める
日経クロステック

日本郵船は21日、ノルウェーの海事向けIT(情報技術)企業デュアログと共同で船舶向けサイバーセキュリティー対策を開発すると発表した。開発プロジェクトの名称は「Cepa Shield(セパ・シールド)」。ノルウェー政府傘下で産業振興目的の特別会社であるイノベーション・ノルウェーから210万ノルウェークローネ(約2500万円)の資金援助を受ける。日本郵船とデュアログは2017年5月に戦略的パートナーシップを締結済み。

日本郵船の鈴木英樹技術本部デジタライゼーショングループ長は「海運にもようやくデジタライゼーションの波が来た」と言う。衛星通信の高速化により、船舶が陸上のネットワークとつながるようになったためだ。既にあらゆるモノがネットにつながる「IoT」を使って、エンジンの状態をモニタリングするなどの取り組みを進める。その半面、「不正侵入やマルウエア(悪意のあるプログラム)のリスクへの対応が必要となっている」(日本郵船子会社MTIの安藤英幸船舶物流技術部門長)。

そこで、日本郵船とデュアログはセパ・シールドを通じて、船舶に向いた複数のセキュリティー技術を組み合わせる多層防御のサイバーセキュリティー対策を開発する。セパ・シールドのプロジェクト期間は2年間の予定。日本郵船の船舶50隻でトライアルを実施する。日本郵船は要求定義とテスト環境の提供を担当し、デュアログは詳細仕様の定義、設計、開発を担当する。デュアログによるプロトタイプの開発と日本郵船からのフィードバックを繰り返して開発を進める。

(日経 xTECH 白井良)

[日経 xTECH 2019年11月21日掲載]

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

企業:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン