三菱電機子会社で過労自殺 労災認定、40代の男性

2019/11/22 10:16
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三菱電機の子会社の男性社員が長時間労働による精神障害を発症後に自殺し、10月に労災認定されたことが22日、同社への取材で分かった。時間外労働が100時間を超える月もあったという。同社では2014~17年に精神障害を発症したり自殺したりするなどした社員5人が労災認定され、対策に取り組んでいたが、関連会社で再び過労自殺が明らかになった。

同社によると、自殺したのは子会社のメルコセミコンダクタエンジニアリングの技術者の40代男性。別の子会社、メルコパワーデバイスに出向し、豊岡工場(兵庫県豊岡市)で勤務していた際に長時間労働による精神障害を発症した。福岡市内の事業所に異動した後の17年12月に自殺した。

遺族が但馬労働基準監督署(豊岡市)に労災を申請し、同労基署が19年10月に労災と認めた。男性は豊岡工場で管理職の「副課長」を務めていた。

三菱電機では、14~17年に社員5人が労災認定され、うち2人が自殺。16年度から働き方改革に取り組み、18年3月に裁量労働制を廃止するなど対策を進めていた。

同社広報部は「関係会社社員が亡くなったことを重く受け止めている。関係会社を含め、適切な労務管理に引き続き取り組む」とのコメントを出した。

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