NYダウ、続落し54ドル安 米中協議の不透明感で

北米
2019/11/22 6:35
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【NQNニューヨーク=古江敦子】21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比54ドル80セント(0.2%)安の2万7766ドル29セントで終えた。香港の民主主義を支援する米法案にトランプ大統領が署名するとの観測が広がった。同法案に中国は強く反発しており、米中貿易協議の行方に不透明感が強まっている。積極的な売買が手控えられる中、高値警戒感からの売りが優勢となった。

米上下両院が20日までに可決した「香港人権・民主主義法案」にトランプ大統領が署名するとの見方が広がった。前日には「米中協議の第1段階の合意は来年に先送りされる可能性がある」とも伝わっていた。過去最高値圏とあって利益確定売りが優勢となり、ダウ平均の下げ幅は午前に一時112ドルに達した。

一方、交渉の進展を期待する買いも入り、相場の下値は堅かった。香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は21日、中国との交渉継続を念頭に「米政府は12月に予定する対中追加関税の第4弾の発動を見送る」と報道した。市場では「交渉は長引いているが決裂しておらず、行方を見守りたい」(ニューブリッジ・セキュリティーズのドナルド・セルキン氏)との声が聞かれた。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に続落し、前日比20.521ポイント(0.3%)安の8506.211で終えた。このところ上昇の勢いが強かった半導体銘柄の下げがきつかった。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力株の下落も指数を押し下げた。

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