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ペイパル、消費者分析のハニーを買収へ 4300億円で

【ニューヨーク=大島有美子】米決済大手のペイパルは20日、消費者の行動分析を手がけるハニー・サイエンス・コーポレーションを40億ドル(約4300億円)で買収することで合意したと発表した。金融とIT(情報技術)を融合したフィンテック企業が乱立し、決済分野は競争の厳しさが増す。ペイパルは利用者それぞれの需要に沿った情報を提供し、決済手段としての価値を高める。

ペイパルとハニーの2社はともに、金融と小売りの分野で大きな顧客基盤を持つ。ペイパルは傘下のスマートフォン決済アプリの「ベンモ」を含め、世界で2億7500万件の稼働している口座がある。ハニーは毎月1700万人が利用する。

ハニーは2012年創業のスタートアップ。消費者の買い物を助けるソフトウエアを提供している。例えばアマゾン・ドット・コムに並ぶ商品で最も価格の安いものを提示したり、価格が下がったときに通知したり、割引クーポンを提供したりする。ファッションから旅行会社、百貨店まで約3万のオンライン小売企業がハニーのソフトを利用しているという。

ペイパルが手掛ける決済サービスでは金額や場所、時間など購入した商品の情報は得られるが、消費者が迷って買わなかった商品などは把握できない。ハニーを傘下に収めることで、集められる情報は広がる。

ペイパルのダン・シュルマン最高経営責任者(CEO)は「顧客の日々の生活に、より役立つサービスを提供することができる」と今回の買収の意義を強調した。ペイパルで決済することで、消費者が店舗やオンラインの買い物で割引などの利益を得られれば、利用数が増え収益拡大につながる。

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