盛岡の商業施設「ななっく」 市内の不動産業者に売却

2019/11/21 17:59
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盛岡市の中心部で6月に閉店した商業施設「ななっく」を運営していたななっく(同市)などは21日、カガヤ不動産(盛岡市)に土地と建物を20日付で売却したと発表した。売却額などは未公表。ななっくの早瀬恵三社長は閉店後に店舗やホテルなどで構成する複合型商業施設を再開発する構想を示していたが、取得したカガヤ側は「ノーコメント」としている。

閉店した商業施設「ななっく」(6月2日、盛岡市)

カガヤ不動産は鉄骨工事業のカガヤ(盛岡市)のグループ企業。この日はカガヤの加賀谷輝雄会長らが盛岡市の谷藤裕明市長を訪ね、建物と土地の取得を報告するとともに、築約50年で老朽化が目立つ建物(地上9階、地下1階)について、解体する考えを示したという。

ななっくは百貨店「中三」盛岡店の建物を引き継ぎ、2012年10月に開業。1階に食料品店、地下1階にフードコートを備え、2階以上には服飾や雑貨のテナントが入居していた。

しかし、来店客の減少による売り上げの低迷に加え、老朽化による建物の維持管理費が収益を圧迫し、19年6月2日に閉店した。複数のテナントや納入業者らへの未払い金があり、ななっく側は売却益を未払い金の支払いに充てるとみられる。

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