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日立、重粒子線がん治療装置を米医療機関に納入へ 北米初

日立製作所は放射線の一種の重粒子線で、がん細胞を狙い撃ちする高性能の「重粒子線がん治療装置」を米国の大手医療機関メイヨー・クリニックに納入することで基本合意した。数年後の稼働を目指す。重粒子線がん治療装置の北米への導入は日立製が初となる見通し。

重粒子線がん治療装置は、原子力関連の技術をベースにしており、日立と東芝が世界市場をリードする。同装置は、光の速さの70%まで加速させた炭素イオン線を患部に照射する。肺がんや膵臓(すいぞう)がんなど、従来の放射線では治療が難しかったがんへの効能が期待されている。

日立は重粒子線がん治療装置を中国と台湾の医療機関にそれぞれ納入を予定しており、順調にいけばメイヨーの案件が海外で3件目の受注になる。装置の価格は一般に百数十億円とされるが、日立は「メイヨーとこれから仕様を詰めるため、受注の見込み額については話せない」と説明する。

日立は15年から16年にかけて、重粒子線よりも軽い陽子線を使ったがん治療装置2基をメイヨーに納入した実績がある。日立によると、メイヨーは米国に複数ある拠点のうち、フロリダ州の病院に重粒子線がん治療装置を導入する。

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