アプリ配信の香港社債権差し押さえ 国税、消費税未納で

2019/11/21 11:12 (2019/11/21 12:04更新)
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日本国内にスマートフォン用ゲームアプリを配信する香港の会社「フライングバードテクノロジー」が消費税を滞納し、東京国税局が、同社が「iTunes(アイチューンズ)」(東京)を通じて受け取る予定のアプリ利用料を債権として差し押さえていたことが21日、関係者への取材で分かった。

関係者によると、フライング社は日本でのゲームアプリの配信や、利用者からのアプリ利用料の受け取りを、アイチューンズなどを通じて行っており、国内での2017年12月期の売上高は四十数億円に上るとみられた。しかし消費税の申告や納付をしていなかったため、同国税局は無申告加算税を含む約4億5千万円を追徴課税した。

その後も納税を拒否したとされ、国税局は同社がアイチューンズに対して保有する債権を差し押さえたという。

海外企業がインターネットを通じて日本国内の利用者に配信する電子書籍や音楽などについては、15年の税制改正で法人の所在地に関係なく、購入者が国内にいれば消費税が課されるようになった。

一方で法人税は、日本国内に支店や工場などの拠点がなければ課税されない。経済協力開発機構(OECD)は、国境を越えて展開するIT企業への課税強化を巡りルール作りを議論している。

〔共同〕

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