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スルガ銀行がシェアハウス所有者向けの貸出債権を事実上、放棄する方向になった。土地・建物の返却を条件に借金を帳消しにする異例の対応は、所有者側の弁護団が求めていたものだ。スルガ銀は一連の不正融資に伴い経営陣を刷新し、筆頭株主も創業家から家電量販大手のノジマに代わった。再建に向けた「負の遺産」の処理にメドがつき、今後は「新たな収益源探し」という課題が重みを増していく。
「シェアハウスと創業家の問題の解決なしにスルガ銀行の再生はない」。今年6月に外部から招かれて副社長に就いた嵯峨行介氏は…
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