シェア電動キックボード 日本の「壁」の先にみる商機
XaaSの衝撃

日経産業新聞
2019/11/21 2:00
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電動キックボード(キックスケーター)のシェアリングサービスが欧米で大はやりだ。1マイル(約1.6キロメートル)ほどの近距離移動「ラストマイルモビリティー」ではシェア自転車に代わり本命視され、次世代移動サービス「MaaS(マース)」のカギも握る。米国の新興2社の日本進出を支援するのはKDDI住友商事。大手の通信会社や商社が熱い視線を送る理由を探った。

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■Lime、札幌で試乗会開催

10月18日。札幌市の駅前通りの地下歩行空間で開かれたのは、米国発のシェア電動キックボード「Lime(ライム)」の試乗会だ。参加者は、ハンドルに付いたアクセルによる加速や曲がるコツをつかむやいなや、楽しげに乗りこなしている。「自転車より簡単かも」との声も聞かれた。

「Lime(ライム)」は札幌市中心部で試乗会を行った(10月18日)

「Lime(ライム)」は札幌市中心部で試乗会を行った(10月18日)

電動キックボードは英語圏では「Eスクーター」の名のほうがなじみ深い。時速30キロメートル以上の性能の車両もあるが、シェアサービスでは同20キロメートル前後で運用される場合が多く、シェア自転車並み。自転車のようにサドルにまたがらずにすむことからスカート姿の女性も乗りやすい。

自転車より軽くてシンプルな作りのため「メンテナンスがしやすい」(ライムの運営会社に投資するネット企業、デジタルガレージの大熊将人取締役)利点もある。シェアサービスが始まってわずか3年弱で、…

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